水軍ロマンを体感　能島上陸クルーズ

潮流かき分け　地元名物料理もあわせて

かつて日本最大の海賊と呼ばれた能島村上水軍。２０１４年本屋大賞の「村上海賊の娘」の舞台も能島とあって注目を集めた。往時の水軍ロマンを体感できるのが「能島上陸＆クルーズ」だ。

最大10ノット（時速18キロ）にもなる潮流が渦巻くなか、潮流をかき分けるクルーズで、能島にも上陸することができる。上陸の際にはガイドが説明してくれる。

今年は12月までの土・日・祝日の運航。集合場所は今治市の村上水軍博物館内の能島水軍。出航便は９時45分、11時45分、13時45分の３便。12月は２便、３便の運行のみ。所要時間は約75分。料金は大人２千円。最少催行人員は10人。要予約。問い合わせは瀬戸内しまなみリーディング 電話０８９８―35―４８８６。

クルーズ利用にあわせ、大三島神社近くで営業するせとうち茶屋大三島では、水軍鍋や鯛めしのほか、今治名物の鶏の唐揚「せんざんき」、オリジナルのじゃこカツレモンラーメン、あさりラーメンなどを提供。この地域ならではの食を味わってもらう。

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