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こども遍路塾を開講 椿館、冬休みに2泊3日で/道後温泉

次代に遍路文化伝える

愛媛県道後温泉のホテル椿館では今夏から、四国の遍路文化を次代に伝えようと「こども遍路塾」を始めた。冬休みにも12月25―27日に2泊3日で開催。子どもたちに四国巡礼の第一歩を踏み出してもらう。

同塾は、松山市の四国霊場52番札所・太山寺の吉川俊宏住職を筆頭に、県内の寺院住職や旅館ホテル、先達、学生などが参加する「四国八十八カ寺巡礼推進会議」が企画。吉川住職が塾長、同館の近藤國繁社長が事務局長を務める。2014年に四国霊場開創1200年を迎えたことを機に、四国霊場巡礼文化にもっと多くの人に触れてもらおうと企画。子どもたちに参加を呼びかけ、遍路衣装で遍路道を歩いてまわり、お接待や遍路の歴史、礼儀作法、般若心経のつとめなど幅広く学ぶ。今年の夏休みに第1回を3泊4日で実施した。

冬休みの遍路塾は、58番・仙遊寺から54番・延命寺まで5カ寺を3日で逆打ち。1日目は宿坊に宿泊して読経や納札記入にも挑戦する。2日目は写経と瞑想を朝に体験し、巡礼を経て、サンライズ糸山に宿泊。しまなみ海道のサイクリングも体験する。3日目に巡礼を終えると閉校式でフィナーレ。期間中はお楽しみ会も催され、初めての子どもも楽しく気軽に参加できる内容だ。

こども遍路塾

住職から般若心経のつとめを学ぶ

費用は2泊6食で小学生3万円、中学生3万5千円、大人3万8500円。定員は先着20人。申し込みはまず同館 電話089―945―1000へ仮予約を。締め切りは11月25日。全国からの参加を呼び掛けている。

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