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しらすの「メッカ」へ 網元運営施設で食べて学んで/佐田岬

新鮮な味わいと歴史に触れる

四国最西端、宇和海に細長く伸びる愛媛県伊方町の佐田岬半島。様々な海の幸が水揚げされるが、そのひとつ「しらす」の魅力を存分に味わえるのが、その名も「しらすパーク」。工場見学から直売、食事処まで、宇和海の新鮮なしらすをじっくり堪能できる。

同パークは、しらす漁獲の網元、朝日共販の施設。網元ならではの鮮度や加工のノウハウを有しており、事前予約すれば異物除去やパック詰めなど、しらす加工の現場が見学できる。佐田岬の歴史を伝える資料展示コーナーも見どころ。

パーク内の食事処「しらす食堂」では釜揚げ、生しらすが同時に味わえる御膳、生しらす丼、かき揚げなど、新鮮なしらすをその場で味わえる。

4月にはちりめんの製造工程の見学や、昔のしらす漁の道具を展示する「ちりめん工房」が完成した。昔の船蔵を思わせる建物に展示された手漕ぎ木造船は必見。

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