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修学旅行生を観光大使に 松山市の取り組み

誘致へ独自企画

松山市では修学旅行の誘致に積極的に取り組んでいる。2006年度の4校から15年度には63校と約16倍にまで増えた。

注目される取り組みが、松山を訪れた修学旅行生を観光大使に任命する「瀬戸内・松山観光アンバサダー」制度。希望に応じて大使に任命する。修学旅行生を観光大使に任命するのは全国で初めて。

大使には修学旅行の思い出や観光名所の写真、瀬戸内を周遊する旅の魅力などを口コミやSNSなどで発信してもらう。

観光大使任命期間は20年。その間、特典として、道後温泉本館神の湯(階下)、松山城ロープウエイ・リフト往復、松山城天守閣、坂の上の雲ミュージアム、子規記念博物館の利用料、拝観料などが無料になる。

松山市が提供するメニューは、他地域との差別化を図り、教育的視点から地域資源を磨き上げたもので、多様なメニューをアレンジしながら、学校の希望に沿うメニューを提案。関係者からは最も注目される教育旅行先として評価され、ある学校の生徒アンケートでは、満足度98.9%を獲得しているほか、修学旅行が縁となって松山の学校との交流が始まったり、体験メニューが授業に採択された例もある。

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