松陰や文の手紙を公開　萩博物館で特別展示

15/01/06

杉家の家族愛感じて

萩市にある萩博物館では大河ドラマ「花燃ゆ」の放送にちなみ、期間限定で特別展示室「兄松陰と妹文―杉家の家族愛」を開設している。

吉田松陰や杉文（のちの楫取美和子）が書いた手紙など、杉家から寄贈された貴重な実物資料から杉家の家族愛を感じとってもらおうと企画した。

特別展示のチラシ

主な展示物は松陰が旅先や獄中から家族へ送った手紙や文の家族宛ての手紙。そのほか、吉田松陰先生絵伝、古写真に見る杉家の人々、松陰と文の映像コーナーなどがある。

なかでも妹文の様子を尋ねる母滝宛ての松陰の手紙や、文が書き写した兄松陰の和歌、久坂玄瑞が妻文に送った手紙「涙袖帖（るいしゅうちょう）」はぜひ見ておきたい。

展示は２０１６年９月４日まで。開館時間は９―17時。観覧料は大人５１０円、高校・大学生３１０円、小・中学生１００円。

なお「涙袖帖」は15年６月21日までの展示となっている。休館日はないが、９月上旬に臨時休館が１日だけある。

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