花燃ゆヒロイン文ゆかりの地紀行（6）　美祢－大田・絵堂の戦い

15/01/06

奇兵隊の本陣も

山口県を代表する観光地として知られる秋吉台や秋芳洞がある美祢市には幕末ゆかりの史跡が点在している。

なかでも大田・絵堂の戦いで奇兵隊をはじめ諸隊の本陣が置かれた「金麗社」は、10日間の戦闘の本部となったところだ。

高杉晋作や山県狂介（有朋）、伊藤俊輔（博文）たちが作戦会議を行い、戦勝祈願を行った地でもある。境内には「大田邑碑」や「殉難十七士之碑」「奇兵隊燈籠」などがある。

奇兵隊などの本陣が置かれた金麗社

「長登（ながのぼり）銅山文化交流館」には、大田・絵堂の戦いで使われたミニエール銃などが遺品展示されている。また奈良・東大寺に大仏創建に使用された日本最古の国営銅山・長登銅山跡から発掘された出土品が展示されていることで知られる。

長登銅山文化交流館

金麗社、長登銅山文化交流館のいずれも、秋吉台や秋芳洞から至近距離であるため、観光コースに組み込んで立ち寄ってみたい。

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