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【智頭】日常からの”疎開” 森林セラピー基地が7月オープン

森林が町の面積の93%を占める鳥取県智頭町。その森林資源を生かした「森林セラピー基地」が7月末にオープンする。多忙な日常からの"疎開"の地として、訪れる人を森が優しく包み込む。

”豊かすぎる”大自然があなたを優しく包む

森林セラピー基地は、森林による癒し効果が実証された地域で林野庁などが認定。同町では都市住民との交流の場として森を活用しようと2008年ごろから検討をはじめ、生理実験での検証結果や地域一体となった運営体制が評価され、昨年4月に認定された。

同町の森林セラピーでは、渓谷周辺に整備した散策路「芦津セラピーロード」を専門のガイドと歩き、森林の安らぎを五感で体感。半日と1日のコースがあり、開始時と終了時にストレスチェックを行うなどしてストレス解消効果を実感する。地元の食材を使った「森林セラピー弁当」や散策の途中で食べるおやつも開発したほか、滞在拠点として民泊体験もできるなど、癒しの郷としての整備を進めている。

森林セラピー

癒し効果が実証された
智頭町の森林セラピー基地

昨年5―11月に実施したモニターツアーには約600人が参加。参加者からは「自然の匂いや音に気づかせてもらえた。とても気持ちよく歩くことができた」などと好評だった。5月1日―7月24日には第2期モニターツアーを予定しており、問い合わせが増えているという。

グランドオープン記念イベントは7月30―31日。シンポジウムや森林体験などで幕を開ける。

問い合わせは、同町森林セラピー推進協議会事務局 電話0858―75―4113。

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