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【隠岐】今夏は隠岐に針路とれ 直行便と周遊パス、「かっぱ」伝説遊覧も

大阪から直行ジェット便 7月15日―8月28日就航

今年の夏も大阪伊丹空港から隠岐へ直行ジェット便が就航する。7月15日―8月28日の45日間限定。大阪―隠岐間を50分で結ぶ。

直行ジェット便の運航は今夏で6年目。例年人気を集める路線で、昨年は80%近い搭乗率を記録した。今年も8割以上を目標としている。

就航期間中、隠岐では搭乗客を対象にしたウェルカム企画などキャンペーンを実施する予定。運航ダイヤは近日発表される。

隠岐直行ジェット便

大阪からひとっとび。
直行ジェット便は例年人気だ

パスポートで隠岐満喫 隠岐観光協会が旅行会社向けに設定

隠岐観光協会では4―10月の期間、隠岐を満喫できる周遊パスポートを旅行会社向けに設定している。

島前―島後間の隠岐フェリー2等客室フリー乗船や各島の路線バスフリー乗車が付くほか、主要観光施設の入場・入館料、タクシーや昼食の割引などもセット。総額1万6千円相当になるそうだ。

「隠岐!おもさもパスポート」として大人8400円、小人4200円で販売。パスポートの有効期間は4日間で、インターネットでも販売する。

また、隠岐観光協会では4月1日、ガイドセンターを開設。ガイド手配のほか、隠岐各島の観光について窓口を一本化した。

問い合わせは隠岐観光協会 電話08512―2―1577。

闘牛

パスポートで隠岐旅行を豊かに
(写真はイメージ)

「かっぱ」の川を周遊 隠岐の島、10月まで遊覧船運航

隠岐の島町では江戸時代から「かっぱ伝説」が伝わる。昨年スタートした「かっぱ遊覧船」は伝説の地、八尾(やび)川を周遊し、かっぱゆかりの地と漁師町の風情に触れるというものだ。今年の運航は4月1日から始まり、10月31日まで。

遊覧船は江戸―明治初期に北前船の風待ち港として栄えた西郷漁港を出港。ヨコワや岩ガキの養殖地や西郷大橋をめぐり、伝説の舞台となった「かっぱ公園」やかっぱの住処があったとされる「かっぱの淵」などを1時間でめぐる。

1日3便で、出港は9時、13時30分、15時30分。料金は大人1500円、小人750円。貸切運航は1隻1時間1万2千円(定員11人)。

かっぱ遊覧船

八尾川をめぐる「かっぱ遊覧船」

同町は昨年、全国組織の「河童連邦共和国」に、鳥取県米子、境港両市と立ち上げた「大山隠岐かっぱ村」として加盟するなど、かっぱを生かしたまちづくりが進む。

問い合わせは、同町観光協会 電話08512―2―0787。

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