就航初便で「北方のバラ」へ飛ぶ　タイベトジェット、大阪―チェンマイ線を開設（2）

コロナ後の新たなチェンマイの見どころも巡った。チェンマイの名湯と名高い「サンカンペーン温泉」での足湯やタイ古式マッサージ、ローカルな農園「On Tai Farm」で有機野菜のランチや伝統織物作り、自然豊かな「ホライズンビレッジ」ではチェンマイのグルメ「カオソーイ」作りを体験した。

そのほか、昨年オープンしたコロニアル様式のおしゃれなホテル、ピン川沿いの高級リゾートなど宿泊施設やスパの視察、観光客に人気の「ワローロット市場」や「サンデー・ナイト・マーケット」も見学。チェンマイ最大のショッピングモール「セントラル・フェスティバル・チェンマイ」にも立ち寄り、現地のトレンドにも触れた。

現在、チェンマイには韓国の直行便が４便あり、今回の日本便に対する現地の期待は大きい。チェンマイはバンコクほど大きくなく、出入国手続きもスムーズで、空港から市街地まで約５キロと近いうえ、治安も比較的良い。若者から中高年まで旅が楽しめる。

ＶＺの大阪―チェンマイ線は、３月26日から当初の週３便から週４便に増便し、ますます便利になる。使用機材はエアバスＡ３２１（約２３０席）で、片道所要約６時間。

（本紙特約記者・シカマアキ）

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