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こだわりの素材に自信あり―北近畿エリアを周遊(1) 地域一体で魅力発信

鉄道がつなぐ府県超えた広域観光連携 1日目は京都丹後の伝統と地域性に触れる

JR西日本福知山支社と北近畿広域観光連盟は9月13―14日、在阪の旅行会社を招きエクスカーションを実施。5社から7人の旅行企画担当が参加し、京都府舞鶴市から兵庫県新温泉町までの海沿いエリアを視察した。

エクスカーションは、7月に大阪で開いた観光素材説明会に伴い、旅行商品造成に向けてアピールを深めようと実施した。同連盟には京都府、兵庫県の北部、福井県嶺南地方の各市町と同支社が参画。北近畿は京阪神から近い観光目的地ではあるものの、府県庁が所在しないエリアであり、広域で誘客活動を行うことが課題となっていた。

そうした現状から府県の壁を取り払い、広域での観光振興事業を展開。その一環が今回の事業で、主体的な役割を担ったJR西日本コミュニケーションズ福知山支社の成田直規支店長は「県庁がないエリアでデスティネーションキャンペーンも北近畿としてはない。PRの弱さを克服するために支社単位でがんばろうと、連盟と支社がタッグを組みJコミがバックアップしていい流れをつくりたい」と意気込む。

行程は東舞鶴駅から西へ。1日目は京都府丹後地方をめぐり、夕日ヶ浦温泉のホテル佳松苑に宿泊、2日目は兵庫県但馬地方を周遊した。

まず訪れた舞鶴市の舞鶴赤れんがパーク。赤レンガの倉庫群が建ち並ぶ光景は明治期のレトロなムードが流れる。この日は国重文の非公開エリアをめぐるガイド付きツアー、近接する東郷平八郎邸の特別開館といった企画を実際に体験した。

舞鶴赤れんがパーク

舞鶴赤れんがパークのガイド付きツアーで
明治期のレトロ感を体験

西舞鶴駅からは京都丹後鉄道の観光列車「くろまつ」に乗り天橋立へ。木をふんだんに使った和の雰囲気が漂う車内で昼食を味わいながら、のどかな車窓風景を眺めた。

天橋立ではパワースポットめぐり。元伊勢籠神社は天照大神が伊勢神宮に鎮まるまでの巡幸地「元伊勢」の最初の地で、由緒、社格ともに随一だ。籠神社の奥宮・眞名井神社では2500年前から立ち続ける祭祀場「磐座」が神気を放つ。

天橋立を望む高台に7月にオープンした体験型リゾート「シエナヒルズ」は話題のグランピングが楽しめる。ウェディングにも対応する。

京丹後市間人の民宿「うまし宿とト屋」は、「体験の宿にしたい」という女将の思いから体験企画が充実。海や漁業など地域素材を生かし、地域の活性化につなげようと、定置網体験やにぎり寿司体験を実施しており、インバウンドやファミリーに人気。この日も寿司体験に挑戦し、参加者は四苦八苦しながらも自分の握った寿司に舌鼓をうっていた。

うまし宿とト屋

「うまし宿とト屋」で寿司体験

(次の記事)こだわりの素材に自信あり―北近畿エリアを周遊(2) 新施設や体験に光

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