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鹿教湯温泉の魅力生かせ 齊藤ホテルの取り組み

健康増進の郷に 連泊滞在の魅力を温泉街に

開湯1200年と伝わる信州、上田市の鹿教湯(かけゆ)温泉。鹿教湯三才山リハビリテーションセンター(旧鹿教湯温泉病院)を中心に、温泉を活用した健康増進プログラムや療養、リハビリテーションが積極的に行われている。

内村川の渓谷には、温泉名の由来となった「鹿が教えた温泉」で、鹿に姿を変えた文殊菩薩を起源とする文殊堂が建つ。温泉街と文殊堂の渓流には、屋根付きの木造の橋、五台橋が架かり、現世と神の世界を橋渡し。このあたりは、周辺より気温が数度低く、真夏でも涼を感じることができる。リハビリや療養の人たちが散歩したり、ベンチで休む様子は鹿教湯温泉の当たり前の風景になっている。

五台橋

屋根付きの木造の五台橋

鹿教湯温泉で一際目立つ高層の齋藤ホテルでも、25メートルの室内温泉プールなど、本格的なトレーニングジム「バーデン倶楽部」で、専属トレーナーによる健康づくりサポートが宿泊プランとして行われている。

地元産の旬の食材を活かした和洋中40種類のビュッフェは日替わりの料理も多く、滞在客も飽きさせない。お米は地元信州塩田平で減農薬栽培した信州産コシヒカリを使用。最近評判の信州ワインや地酒も数多く揃える。

さらに連泊需要の強みとなっているのが、同ホテルのバス事業部が催行している日帰りバスツアーの存在。マイクロバスから中型まで、同社が保有する緑ナンバーのバス4台で送迎や、旅館を起点にした日帰りバスツアーを行っている。上高地や軽井沢、ビーナスラインや飯山、白馬、赤沢自然休養林と、信州各地の名勝をホテルスタッフの添乗で訪ねるツアーが人気だ。

一昨年には、温泉街の賑わいづくりを図ろうと、ホテルから徒歩5分ほどのところにスイーツショップ&カフェ「さいとう菓子工房」をオープンさせた。ここで出す、一押しのスイーツは信州産の「ふじりんご」を使ったアップルパイ。ふじりんごならではの香りと甘み、そしてシャキシャキ感がある。パイ生地には松本産の卵と八ヶ岳高原の牛乳を使い、2日間かけて256層の生地を手作りしている。1日当たり平均100個ほどが売れている。

さいとう菓子工房

さいとう菓子工房

さいとう菓子工房には飲食コーナーやテラスもあり、昼休みや散策途中でスイーツ休憩する地元の人も多い。

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