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世界水準の夜景の世界へ 姨捨バスツアー/千曲

棚田越しに広がる善光寺平のきらめき 信州千曲観光局が設定

ひと目十万本と讃えられるあんずの里や、名月の里と称される姨捨の棚田で知られる千曲市。信州千曲観光局が催行する「姨捨夜景バスツアー」が、棚田越しに広がる善光寺平の夜景を楽しめると人気を集めている。

戸倉上山田温泉発着で7―9月は毎日(除外日あり)、4―6月と10―11月は金・土曜日の週2日、12―3月は土曜日のみ運行している。10人以上でチャーター便を運行する。最少催行人員は4人。案内人が同乗する。

バスは戸倉上山田温泉を20時ごろに出発。JR姨捨駅からは、芭蕉や一茶など多くの俳人に詠まれた「信州姨捨の棚田」を眼下に、奥には善光寺平の夜景が広がる。田んぼ1枚1枚に月が写りこむ「田毎の月」は、稲が大きく育つまでが見ごろ。姨捨の棚田は国の重要文化的景観に選定されているほか、ここからの夜景は日本の夜景100選に選ばれている。眺望のよさから、JR東日本「TRAIN SUITE四季島」の停車・滞在駅になっている。

姨捨夜景

日本の夜景100選に選ばれている
姨捨からの眺望

「訪ねる価値のある駅」で全国第2位の姨捨駅も見どころの一つ。入場し、日本三大車窓に数えられる景色と、スイッチバックする列車を見学する。このほか長野自動車道の姨捨サービスエリアにも立ち寄る。

所要時間は約90分。姨捨駅来場記念特別切符や夜景絵はがきが付いて、中学生以上3千円、小学生は1500円。

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