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わらアートの干支展 岩室温泉でスタート

冬の風物詩に育成 今冬はサミットも

新潟市の岩室温泉で11月30日―2018年1月31日の2カ月、第1回「わら干支展2018戌年」が開かれる。

地元の有志が制作する7体のわらアートの戌が、岩室温泉の情報発信や物販施設「いわむろや」の広場をはじめ、旅館ホテルの玄関に置かれ、来訪者を出迎える。いずれも高さ2メートルほどだが、わらアートとしては大きなもので、なかでもいわむろやには高さ4メートルの戌が設置される。岩室温泉では、今後も毎年干支をテーマにしたアートを制作し屋外に展示する「わら干支展」を継続し、冬の風物詩に育てていくことにしている。

岩室温泉ではちょうど10年前、東京の武蔵野美術大学と共同でわらアート展を開催している。以後、わらアートは各地に飛び火し、現在は全国で18の団体がアートによる地域の活性化を図ろうとわらアートに取り組んでいる。

わらアート

「わらアート」のライオン。
迫力はなかなかのもの

岩室温泉では、昨年、わらアートを全国に広めようと発足したNPO法人わらアートJAPANと共催で、第1回「わらアートサミット」を11月30日と12月1日の2日間、岩室温泉のゆもとやで開く。各地の活動家が一堂に会し、わらアートによる農村や温泉地の活性化、農村と都市をつなぐ地域づくりなどをテーマに意見を交換する。

わらアート展の人気投票と表彰式も行う。

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