【瀬波温泉】”５つの島影”を探そう　空気が澄む冬の現象

10/12/09

城下町村上観光はもちろん、新潟県北から庄内観光の宿泊拠点となるのが、日本海に面した瀬波温泉だ。

ＪＲ新潟駅からは特急電車で約１時間。今年、日本海東北自動車道が神林岩船港ＩＣまで延伸開業し、新潟市内から車で約50分と、所要時間が大幅に短縮された。

１９０４年、石油掘削中に95度の高温の温泉が湧出。温泉地としての歴史は１００年をちょっと超える。今は10軒の旅館があり、なかには高温の温泉を熱交換することで、加水せずに源泉のまま提供する旅館もあり、改めて瀬波温泉の湯の評価を高めている。

夏は海水浴場として賑わい、最近は、関東にはない日本海に沈む夕陽が人気を集めている。海岸から眺めるもよし、旅館なら客室、レストラン、温泉浴場から眺めてもいい。

空気が澄んだ冬季。天気がよければ海に沈む夕日と５つの島影を眺めることができるかもしれない。粟島と佐渡があるのは分かる。じゃあ、あとの３つは。

旅館静雲荘から見た夕景。
冬ならではの現象を見られた人はラッキー

５つの島影を見ることができたラッキーな人のために正解を言うと、右から粟島、大佐渡、小佐渡、角田山、弥彦山。佐渡は真ん中の平野部があって２つの島に見える。角田山と弥彦山は陸にある山で、暗い新潟平野が海と区別がつかなくなり島のように見える。

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