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【上越】スキー100年でまち再生 越後高田歴史回廊売り出す

上越市はスキー発祥100年をまちの賑わい再生につなげようと、高田市街地一帯を「越後高田歴史回廊」として売り出している。

陸軍第13師団が1908年に高田入城したことによって旧高田町は大きく発展する。2年後の10年に師団長官舎が建設され、翌11年にはスキーの伝来とともに、芝居劇場「高田世界館」がオープン。洋風意匠をほどこした高田世界館は現在も映画館として使用され、現役の映画館としては日本最古級とも言われている。歴史的にも、文化的にも高い価値を有する建築物として存在感を放ち続けている。

越後高田歴史回廊は、こうした100年前の高田の繁栄を今に伝える建物などを巡りながら歴史や文化に触れてもらおうと企画された。旧第四銀行高田支店や高田城三重櫓など8カ所を立ち寄りポイントとし、各施設でパネル展を行っている。期間は2011年3月31日まで。

歴史回廊にも含まれている高田城は、日本三大夜桜に数えられる「高田城百万人観桜会」でも知られる。毎年4月上旬から下旬にかけて行われる観桜会には期間中、全国から120万人の観光客が訪れる。

高田城の夜桜

歴史回廊・高田城の春は日本三大夜桜を。
百万人観桜会は上越市の名物

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