歴史と専門店街の二面性(4) 掘り出し物を探す一日も楽しい
17/09/15
「世界一の本の街」と「学生の街」をぶらり
駿河台下あたりまで来ると、書店の数がスポーツ店より多くなる。交差点にある三省堂書店を挟み、すずらん通りが靖国通りに沿って走る。前方から一方通行の歩きやすい道だ。
200メートルほど入ったところに、最近「本と街の案内所」が靖国通り沿いから移転しオープンした。神保町は古書店約150店が連なる「世界一の本の街」。案内所ではコンシェルジュが、本屋や本のこと、飲食店のことなどの相談に乗ってくれる。世界最大・最長のブックストリートで本の世界に踏み込める。
神田駿河台には明治、中央、日大と大学が集まっていたことから、パリの大学集積地の地区名になぞらえて神田カルチェ・ラタンと呼ばれた。1960年代後半には学生運動が展開された。
今も学生の街の雰囲気が強くある。明大通り沿いには楽器店街が広がり、初心者からプロまで気軽に楽しみながら楽器を探すならここだ。明治から昭和初期にかけて多くの楽器店がここで創業。今も約40店がある。楽器店を梯子して、小さなスクランブル交差点を渡ると御茶ノ水駅水道橋口に着いた。
東京神田界わい 旅のおすすめサイト
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