東京神田界わいをぶらり探訪
「ぶらり東京探訪シリーズ」今回は、東京・千代田区の神田界わい。東京都千代田区1―1は皇居の住所。東京駅、丸の内、秋葉原、千鳥ヶ淵といった東京の人気観光地も千代田区にある。見どころの詰まった千代田区観光にあって神田旅館組合からの提案は、JR御茶ノ水駅を起点に靖国通り沿いに連なるスポーツ用品店街、古・書店街、明大通りの楽器店街と、都内で有数の専門店街を歩く旅。その前に、湯島聖堂と神田明神にも立ち寄ってみた。気温30度を超える炎天下、エアコンの効いた建物を出たり入ったり、涼を取りながら散策した。
歴史と専門店街の二面性(1) 御茶ノ水駅から湯島聖堂へ
賢人に何を学ぶか 聖堂の緑陰で涼む 御茶ノ水駅改札を出る前に、ホームからの景色を眺めてみる。現在、駅は耐震補強やホームの延長のための大規模改良工事中、普段はホームから眺めのいいアーチ橋、聖橋も長寿命化工事のため覆われているけれど、それ...
歴史と専門店街の二面性(2) 神田明神とニコライ堂
日本三大祭の舞台 教会の話に興味津々 すぐそばに神田明神がある。創建1300年の歴史を持ち江戸総鎮守とされる。 毎年、5月に行われる神田祭は、三王祭、深川祭と合わせて江戸三大祭とされ、京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭...
歴史と専門店街の二面性(3) スキー、本、楽器店が林立
まずはアウトドア派御用達のまちへ 本郷通りを靖国通りとの小川町交差点まで下る。ここから駿河台下交差点までの約500メートルに、数十店舗のスポーツ店が集積している。 スキー・スノボ関連の店舗が両側に林立していたバブル期の光景は今は...
歴史と専門店街の二面性(4) 掘り出し物を探す一日も楽しい
「世界一の本の街」と「学生の街」をぶらり 駿河台下あたりまで来ると、書店の数がスポーツ店より多くなる。交差点にある三省堂書店を挟み、すずらん通りが靖国通りに沿って走る。前方から一方通行の歩きやすい道だ。 200メートルほど入った...
明治から神田を見てきた ニコライ堂
正教布教の拠点に 国重文に指定 ニコライ堂は、正教会の大主教ニコライが1891年に完成させた。ニコライは幕末の1861年に、函館のロシア領事館付属聖堂の司祭として来日、その後、日本での正教布教の一環で神田駿河台にニコライ堂を建設した。...
神田旅館組合加盟旅館ホテル
文化のまちへ 神田旅館組合 お茶の水ホテル昇龍館 03-3293-3001 山の上ホテル 03-3293-2311 ホテル龍名館お茶の水本店 03-3251-1135 神田ステーションホテル 03-3256-3221 ホテ...