観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

歴史と専門店街の二面性(1) 御茶ノ水駅から湯島聖堂へ

賢人に何を学ぶか 聖堂の緑陰で涼む

御茶ノ水駅改札を出る前に、ホームからの景色を眺めてみる。現在、駅は耐震補強やホームの延長のための大規模改良工事中、普段はホームから眺めのいいアーチ橋、聖橋も長寿命化工事のため覆われているけれど、それでも眼下を流れる神田川を見下ろす開放感は都心駅では有数のもの。

御茶ノ水駅

旅の始まりは御茶ノ水駅から

東京駅寄りの聖橋口を出て、聖橋を渡る。右奥にりっぱな森があり、その中に湯島聖堂が建つ。趣のある築地塀がぐるりと囲んでいるのも、いい感じだ。5代将軍の徳川綱吉が儒学振興のために創建した孔子廟で、その後学問所となり、明治期には高等師範学校が設置されるなど、近代教育発祥の地となった。聖堂といえば孔子を祀る建物を差すのだそうだ。

門をくぐると正殿にあたる大成殿がある。殿内には孔子像を中心に、ほかに孟子など4賢人像が祀られている。ただ、日曜日しか公開していない。

園内はスダジイの巨木など濃い森が印象的だ。酷暑の散策であっても、聖堂の緑陰は涼しかった。森の中に建つ高さ4.5メートルほどの孔子像は世界最大だそう。

湯島聖堂

湯島聖堂。門の向こうに
4賢人像が祀る大成殿がある

東京神田界わい 旅のおすすめサイト

この記事をシェアする
今すぐにでも出たくなる旅 最新
実りの島壱岐で粋な旅

玄界灘に浮かぶ長崎県・壱岐。古事記の国生み神話と大陸との交流を伝える歴史遺産、離島ならではの風...

四国が描く観光の渦に飛び込め愛媛編

四国特集の大トリは愛媛県。日本が誇る古湯・道後温泉では新しい外湯施設が誕生、加えて定番のアート...

四国が描く観光の渦に飛び込め高知編

四国特集第3弾は高知県。今年の大政奉還150年、来年の明治維新150年と幕末の大きな節目が続き...

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ