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砂で南アジアの世界観 鳥取砂丘砂の美術館第12期展示

世界の砂像彫刻家が腕競う

鳥取砂丘の砂像展示専門ミュージアム「砂の美術館」で来年1月5日まで、第12期展示「砂で世界旅行・南アジア編 信仰が息づく多様な文化と平和への道を訪ねて」を開いている。企画展示場で真っ先に来場者を迎えるのは、インドの国父と尊敬を集めるマハトマ・ガンディー。非暴力の象徴でもあるガンディーが、砂像で表現された南アジアの多様な文化や神話の世界に誘う。

同館は2006年に第1期展示を開始。「砂で世界旅行」をテーマに世界トップクラスの砂像彫刻家の競演で各国の風景を鳥取砂丘に現出させる。昨年6月に累計入館者数が400万人を突破するなど、多くの人に大きな感動を与えてきた。

今年も世界10カ国から集った彫刻家21人が腕を競いあいながら、砂像を制作。幸運の神ガネーシャやガンジス川で沐浴する人々、モヘンジョダロの街並み、ジャングルブック、ムガル帝国の皇帝と王妃、仏陀の入滅などの砂の作品が、争いのない世界を希求しているように迫る。

鳥取砂丘砂の美術館

マハトマ・ガンディーの砂像が来場者を出迎える

開館時間は9―18時で、土曜は20時まで。観覧料は一般600円、小中高生300円。20人以上は100円引き。年間パスポートは一般1千円、小中高生500円。

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