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来場者増え受入充実 天橋立ビューランド

待合棟をリニューアル

日本三景・天橋立の美観「飛龍観」を望める文殊山山頂にある天橋立ビューランド。今年4月にはモノレールの待合棟がリニューアルオープン。受入態勢の強化で、来場者が増加傾向にある好調さをより加速させる。

同ランドでは近年、高速道路網の整備が進んだこともあり、来場者が増加。2017年度は年間来場者数が過去最高の約41万人を記録するなど、人気が高まっている。

待合棟リニューアルは、それを受けての受入強化の一環。来場者増による窓口の混雑を緩和しようと待合スペースを拡張し窓口を3カ所に増設した。スロープがつき、車いす専用のエレベーターを設けるなどバリアフリー化も図った。建物は天橋立の景観に調和した和風スタイルに一新。

天橋立ビューランド

新しくなった待合棟

4月26日には「君と舞妓と袖のぞき」と題したリニューアル記念イベントを開催。京都・祇園から舞妓を招き、山頂遊園地で「袖のぞき」が行われ、賑わった。

天橋立ビューランド

展望台から舞妓が「袖のぞき」

また、トリップアドバイザーの2018年「日本のテーマパークランキング」で9位に初登場。USJやTDRがランキングされる中、その実力と人気が証明された。口コミの高評価の理由は飛龍観の眺めだという。

その飛龍観は湾の間に伸びる砂嘴が願いを叶える如意宝珠を龍が授かり降臨する姿に見えることを指す。展望台からは「股のぞき」で飛龍観の光景が楽しめる。多彩なアトラクションも備える“天空の遊園地”というのも人気の秘けつだ。

リフト・モノレール往復と入園券を含む料金は大人850円。団体割引あり。

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