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うだつ照らす幻想空間 美濃和紙あかりアート展、10月6―7日に/美濃

古い町並みと伝統工芸の融合で幽玄の美演出

美濃市では10月6―7日、秋の風物詩「美濃和紙あかりアート展」が開かれる。夜間、重要伝統的建造物群保存地区「うだつの上がる町並み」を地元伝統の美濃和紙で作られた灯りのオブジェで彩る。美濃が誇る“古い町並み×伝統工芸”の融合で、歴史情緒たっぷりの幻想空間を創り出す。

同展は毎年この時期に開かれており、今年で25回目。1300年の歴史を持つ美濃和紙文化の再生・振興と、市が誇る伝統の風景「うだつの上がる町並み」のブランド化を目的に始まった。回を重ねるにつれ、地域手作りの温かみから来場者から評価も高く、全国から見物客が訪れるなど、着実に成果を生んできた。

かつての豪商の象徴といえる屋根上の防火壁「うだつ」が上がる江戸―明治期の商家が立ち並ぶ町並みに、公募で集まった美濃和紙を使った灯りのアート作品を展示する。自治会と住民の協力もあり、初日は10―22時、2日目は13―22時、道路を通行止めにし、まち全体が会場に。夜間は16時から、作品に明かりを灯す。ほのかに灯ったあかりが町並みを柔らかく照らし、歴史と夜の闇と光による幽玄の美を演出する。

美濃和紙あかりアート展

美濃和紙のあかりのオブジェを灯すと
「うだつの上がる町並み」の歴史情緒が一層際立つ

当日は地元特産品の販売や街角コンサート、同市の伝統芸能「美濃流し仁輪加」の上演など、様々なイベントも開かれ、会場を盛り上げる。

アート展が終わると10月12日―11月30日、同展の最優秀作品を町並みの軒先に常設展示する「あかりの町並み―美濃」を実施。例年約80作品がアクリルケースに入れて展示され、雨の日でも観覧が楽しめる。

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