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EXILEがプロデュース「出雲たたら村」 10月2日まで限定オープン/雲南

映画セットを活用

雲南市に7月15日、戦国時代のたたら製鉄の集落を再現した「出雲たたら村」がオープンした。2017年春に全国公開される時代劇映画「たたら侍」のオープンセットを活用し、10月2日までの期間限定で開設されるテーマパーク。期間中20万人の来場が見込まれている。

「出雲たたら村」は標高400メートルの山中、1万平方メートル超の敷地内に戦国時代のたたら製鉄の現場を再現。たたらの高殿や家屋など細部まで忠実に再現された建物が立ち並ぶ。屋内の立ち入りも可能で、パネル展示なども行われている。

また、映画制作に関わったEXILEがプロデュースする 「居酒屋えぐざいる」では人気アーティストが考案したオリジナルメニューを提供。県内特産品やオリジナルグッズを販売する「ご縁坂」なども設けられている。

映画「たたら侍」は、出雲を舞台にたたら製鉄にまつわる男の物語を描く本格時代劇。主演を劇団EXILEの青柳翔さんが務め、EXILEのAKIRAさんや小林直己さんらも出演する。エグゼクティブプロデューサーをEXILEのHIROさんが務めることも話題だ。監督は出雲市出身の錦織良成さん。

入場料は一般3千円、高校生以下2千円。映画チケット付きは3500円、2500円。

出雲たたら村

オープン前に出雲たたら村の魅力を
アピールした出演者の皆さん

出雲たたら村の開業に合わせて、近畿日本ツーリストでは「たたら侍」の限定映像が楽しめる「出雲たたら村スマートグラスガイドツアー」を始めた。

ウェアラブル端末を使ったガイドアプリで、村内5カ所で、目の前のリアルな景色に特典映像を重ねて鑑賞できる。村内周遊と映像鑑賞を合わせて所要時間は約45―60分。端末の貸し出し料金は1台1千円。事前予約はなく、出雲たたら村受付で先着順に貸し出す。音声案内は日本語のみ。

映画ロケ地の新しい観光手法として注目を集めそうだ。

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