壱岐対馬の美味 魚介類とブランド牛、郷土料理が充実
15/10/06
個性豊か、ここだけの味
壱岐対馬は天然の豊かな漁場があるため新鮮な魚介類を味わえる。
壱岐のウニは濃厚な味が食通を魅了。4―7月はムラサキウニ、7―10月はアカウニが旬で、ウニを求めて壱岐を訪れる人は少なくない。ウニと醤油だけで炊き込んだ「ウニ飯」、生ウニを温かいご飯に乗せて醤油を垂らして食べる「ウニのぼっかけ」などがある。
5―10月、壱岐剣と呼ばれる胴体だけで35センチ以上あるケンサキイカは、透明な身とコリコリした食感がたまらない。
壱岐牛は国内の牛の中で第1位にランクされる人気の高いブランド牛。壱岐の各店では廉価で味わうことができる。
一方、対馬ではまず日本一の水揚げ量を誇るあなごを食べたい。鮮度なくしてできないあなごの刺身は絶品。また豊富な魚介類が獲れる対馬では石英斑岩という特殊な岩を熱し、魚介類をその上で焼いて食べる「石焼料理」がお勧め。
地鶏やメジナ、ブリなどの魚と野菜を具材とする寄せ鍋「いりやき」もぜひ食したい。麺料理「ろくべえ」はサツマイモの澱粉で作った対馬独自のもので、プルプルとした食感を楽しめる対馬の風土が生み出した素朴でヘルシーな料理。
同じ麺類でも「対州そば」は縄文時代に大陸から経由して日本に伝わったとされるそばの原種に近いと評価されているもので、愛好者が多い。
「対馬とんちゃん」は島民が独自に焼肉用に味付けた豚肉のことで、食べ方は各店で違う対馬のソウルフード。
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