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古代の神秘漂う壱岐(1) 霊験あらたかな神社点在

1千年以上の歴史

古代日本からの原風景を色濃く残す壱岐。古事記の国生み神話にも登場し、1千年以上の歴史を持つ神社が点在する島でもある。

「月讀神社」は日本神道発祥の地とされる神社で、鳥居の先に急な石段の参道が続き、周辺は神秘的な雰囲気に包まれる。

「塞神社」は女性の神が祭神ということもあり、拝殿脇には巨大な男根が祀られ、安産、縁結び、夫婦和合などが祈願される。

「男嶽神社」は家内安全や合格祈願などの成就に奉納された200体以上の石猿が並ぶ光景は圧巻。

「住吉神社」は絹本着色高野四社明神像など平安から室町にかけての貴重な文化財が残る。

「天長長男(あまのたながお)神社」は日本で3番目に古い石造り弥勒菩薩坐像が出土している。

「聖母宮」は神功皇后を祀った神社で建立は奈良時代初期と推定されている。

満潮時は島で、干潮時になると海が割れて参道が出てくる「小島神社」は、1日のなかで限られた時間にしか参拝できない珍しい神社。最近では「壱岐のモンサンミッシェル」として恋愛祈願に訪れる観光客が増えている。

小島神社

小島神社は
「壱岐のモンサンミッシェル」

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