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最高のワインは山鹿から

将来は山鹿観光の目玉に

山鹿市菊鹿町では1998年から町の新しい特産品として、ワイン専用ブドウのシャルドネ、カルベネ、ソーヴィニオンの栽培に着手。原料ブドウとして市中心部にある熊本ワインに出荷している。

この熊本ワインからワイン専門家や愛好家に注目される優れたワインが造られ、特に菊鹿ブランドのシャルドネ種の白ワインは権威のあるワインコンクールで毎年受賞し、専門誌や雑誌などで取り上げられている。

なかでも白ワイン「菊鹿シャルドネ」は2013年に東京で開かれた「日本で飲もう最高のワイン」の白・辛口部門で、最高賞のプラチナ賞を受賞。ワイン醸造学の研究者から「コクがあり、余韻も楽しめる一品。国内トップクラスの出来だ」と絶賛された。

評価が高いだけに上位クラスの銘柄はどれも入手困難な状況で、地元熊本でも飲める機会が少ない。

菊鹿町は昼夜の気温の寒暖差が大きく、土壌の水はけがいいことからブドウの生育に適しており、品質の高いワインが造れるという。現在、12戸の農家が熊本ワインと契約してブドウの栽培に取り組んでいる。

山鹿市では熊本県の支援を受けて、ブドウの生産の拡大を図っていく考え。熊本ワインと協議し4年後には菊鹿地域にワイナリーを造る構想もある。

現在ではなかなか口にすることができない菊鹿シャルドネ。ワイナリーができれば山鹿観光の目玉のひとつになり、近い将来、山鹿に訪れると味わい深いワインを楽しめるようになるかもしれない。

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