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芝居小屋「八千代座」 舞台や奈落の見学も

明治期の娯楽空間を探訪

1910年(明治43年)に山鹿市の旦那衆たちによって建てられた伝統的な芝居小屋「八千代座」。国指定の重要文化財で、外観は白漆喰に突き出た櫓、切妻の瓦屋根と正面2層の入母屋屋根になっており、風格と安定感のあるたたずまいになっている。

八千代座

八千代座の古き良きたたずまい

1階客席は本花道と仮花道に囲まれ、一段低くなっている平土間、舞台に向かって右側の上手桟敷、左側の下手桟敷、平土間後方の向こう桟敷からなる。客席には傾斜がついていて、後方の人が舞台を見やすいよう配慮されている。

八千代座

八千代座の客席は傾斜がつく

2階席は東西の上手桟敷、下手桟敷と舞台正面に位置する向こう桟敷で構成。舞台中央には直径約8.5メートルの廻り舞台が設置されている。

見学も可能でガイドが40―50分かけて花道や舞台、奈落、せりなど芝居小屋の仕組みや歴史を案内してくれる。料金は大人520円、15人以上の団体は420円。山鹿灯籠民芸館との共通券は大人630円。

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