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江戸時代から評価高い山鹿温泉

全国に知られる温泉地

山鹿温泉の歴史は古く、京都で起こった保元の乱で崇徳天皇側に付いていた宇野親治公が肥後の菊池家に落ち延びたことから始まる。

宇野公は狩りをしていた山中で「傷を負った鹿が湯に浸かって傷を癒している」姿を見て、温泉を発見。「山鹿」と名付けたと伝わる。

江戸時代後期に作られた東西温泉地をランク付けした「諸国温泉功能鑑」には「肥後山家之湯」として登場し、自由に旅行ができなかった時代でも山鹿温泉が知れ渡っていたことがわかる。

山鹿温泉

諸国温泉功能鑑には「肥後山家之湯」として
表記される山鹿温泉

1931年に鉄道省から発行された「温泉案内」がある。表紙には右側に鷺入浴図(下呂)、左側に鹿入浴図(山鹿)と鷺と鹿の絵が描かれている。無名な温泉地を表紙に使うことはないので、当時の山鹿温泉は下呂温泉と肩を並べるほど温泉名が知れ渡っていたことが伺い知れる。

山鹿温泉

鉄道省発行の温泉案内には
表紙に描かれている(左側の鹿の絵)

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