古都・京都に春の訪れを告げる 岡崎さくら回廊十石舟(1) 3月18日―4月13日運航
3月18日―4月13日運航
日本人が大好きな桜の名所が点在する古都・京都のなかでも異彩を放っているのが「岡崎さくら回廊十石舟めぐり」。京都市左京区の岡崎エリアで、満開の桜が両岸を鮮やかに彩る琵琶湖疎水を舟で進む。川面から望む桜はこの時期だけの特別感にあふれている。恒例の人気企画は今年3月18日から4月13日まで運航する。
岡崎さくら回廊十石舟めぐりは、京都府旅行業協同組合や京都市でつくる実行委員会の主催。2003年に始まって以降毎年運航し、ツアーの設定やウェブ販売など様々な企画で力をつけて、年々乗船客が増加、京都の春の風物詩として定着している。
南禅寺船溜まり乗船場から夷川ダムまでの琵琶湖疎水の往復約3キロを25分かけて周遊。疎水沿いの並木「桜回廊」が春爛漫の満開の花に彩られるなか、やさしい川風を感じながら舟旅が楽しめる。最大のみどころは、鮮やかな朱色の平安神宮大鳥居と桜の競演。これぞ古都京都の春、と実感できる。
十石舟めぐりは9時30分から16時30分まで、15分ごとに出発する。料金は大人1500円、小人800円、幼児500円。
乗船券の事前販売は京旅協ウェブサイト「京りょ」(http://Kyoto-tabi.or.jp/) から。
団体利用も可能で、問い合わせは京都府旅行業協同組合(電話075―353―2511)へ。
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