天下布武とおもてなし 日本遺産・岐阜城は「麒麟」と出会う拠点
20/01/08
金華山からまちを見下ろす 岐阜のまさに中心地
岐阜市歴史観光の拠点、岐阜城。道三時代は稲葉山城、信長入城後に名を改め、現代にあっても金華山や長良川の美しい眺望とともに岐阜観光の中心に座る。大河ドラマ放送の今年は、一大歴史観光ゾーンとして一層スポットが当たる。
信長の岐阜のまちづくりは岐阜城を拠点として全国統一を目指しただけでなく、城下町として様々な先鋭的な整備を施し、外客を迎える「おもてなしの地」としての機能をこの地に根付かせた。そのストーリーは文化庁の日本遺産に「『信長公のおもてなし』が息づく戦国城下町・岐阜」として認定されている。
岐阜城は関ヶ原の戦いの前哨戦で落城したが、1956年に復興。現在は史料展示室、楼上は展望室となっている・すぐ東には、1975年に往時の武器庫・食糧庫を再現した岐阜城資料館がある。壮麗な天守閣楼上から一望する岐阜市街地に、往時の信長に思いを馳せるのがいい。
岐阜城へはロープウェーで行くのが一般的だが麓から登山道でも。麓の岐阜公園は庭園が広がり、四季折々の自然が清々しい。大河ドラマ館会場の岐阜市歴史博物館をはじめ多彩な施設も備え、市民、観光客の憩いの場ともなっている。
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