団体の着付けサービス　ゆのくにの森「着物の館」／山代

新しい文化体験を

加賀伝統工芸村「ゆのくにの森」は、12月１日から「着物の館」で団体向け着物着付けサービスを開始した。20人以上の団体を対象とし、１時間で約20人の着付けが可能。料金は７万円（税込み）で旅行会社の手数料対象になる。

園内のアンブレラスカイ（３月上旬―11月下旬）やハートの窓、友禅流し、黄金の間、モノクロカラー背景など、村内の人気フォトスポットで思い出に残るグループ写真撮影を楽しめる。着物姿のまま輪島塗、九谷焼、金箔貼りなど、ゆのくにの森ならではの伝統工芸体験も可能だ。

同施設によると「着物は４００着を用意しており、訪日旅行団体や教育旅行、企業・団体研修、イベント旅行など、大人数での体験ニーズにお応えできる新しい文化体験として提供します。男性の着物やお子様向けの忍者の恰好も用意していますので、村内の“映え”スポットを回っていただければ」と話している。

ゆのくにの森は13万坪の敷地で受け継がれた輪島塗や九谷焼など50種類以上の体験が楽しめるテーマパーク。施設内の「着物の館」は豊富な着物や浴衣のレンタルや型染体験、香り袋体験、和モダンな小物の販売を行っている。

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