夏は鳥羽市内各所で続々花火大会 7、8月に大輪の花
鳥羽みなとまつりや鳥羽湾毎夜連続花火
今夏も鳥羽観光の大きな目玉となるのが花火大会だ。例年、7―8月に市内沿岸部で次々と開催。鳥羽湾の夜空に大輪の華が広がり、観光客に鳥羽の夏の楽しみを実感させてくれる。
コロナ禍以降開かれている「がんばろう鳥羽! 三冠花火」は今年で4年目。コロナ禍に立ち向かう地元や社会への応援、医療従事者への感謝の思いを花火に込めて打ち上げるもので、今年は7月8日から始まり、23日には国崎地区で20時から300発以上の花火を打ち上げる。
三冠花火の三冠とは「感謝・感動・歓迎」の3つの「カン」への思いを込めたもの。祈りの気持ちを込めた花火は観光客や地元に大きな勇気を与えてきた。
そして鳥羽の夏最大の祭典が「鳥羽みなとまつり」。今年で68回目を迎える伝統の大会で、今年は7月28日に開かれる。約4千発の花火が打ち上げられる。鳥羽マリンターミナル周辺から約4千発のもの花火を打ち上げ。20時からの45分間、鳥羽湾の夜空に幻想の世界を描く。
城山公園やカモメの散歩道あたりが人気の見物場所。例年10万人もの見物客で賑わう。
もうひとつ、夏恒例の花火イベントが鳥羽旅館組合の「夏の鳥羽湾毎夜連続花火」。今年は8月5―24日に実施する。例年同様、市内各所をリレー形式で開催。佐田浜では8月5―9日、安楽島湾では10―14日、小浜湾では15―19日、小浜旅館街活性化組合による「小浜連続花火」は20―24日。それぞれ20時30分から5分間、小型連続花火を含む約100発の花火が楽しめる。
7月14日には相差地区で開かれる「相差天王くじら祭り」で20時30分―21時に大花火を開催。7月29日には石鏡、8月6日には答志島でも開かれ、夏の毎週末、鳥羽はどこかで花火に彩られるということになる。
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