ふるさと納税で鳥羽を旅しよう 返礼品に宿泊観光周遊券
23/07/14
市内140施設で利用可能
地域を納税という形で応援しようという「ふるさと納税」は今や全国各地の自治体が活用する定番の制度。支援に対して地域の魅力をもってお返しするという交流を生み、地域のファンづくりにも一役買っている。
鳥羽市の「ふるさと納税」の特徴は、真珠やカキなど特産品のほか、旅行に使えるクーポン「宿泊観光周遊券」を返礼品として設定していること。観光地としての矜持を提示することで、来訪を促そうというものだ。
同市では、全国のふるさと納税を扱うサイト「ふるさとチョイス」や「さとふる」「ふるなび」など各ポータルサイトに参加。制度活用による同市への納税金額は初年度の2008年度に185万円だったものが、21年には7億5700万円まで年々数字を伸ばしており、教育の充実や地域資源の活用、福祉など鳥羽の活性化のために使われている。
鳥羽の「宿泊観光周遊券」は、市内の宿泊施設や観光施設、飲食など約140施設で利用でき、お得な旅を演出してくれる。寄付額の3割分を1千円券、5千円券、1万円券の券種を混ぜて贈答。例えば6万円の寄付なら1万8千円分が返礼される。
通常の有効期限は発行日から1年間だが、現在は新型コロナ対策として発行日から2年間に延長している。市内参画各店で使える電子感謝券も設定し利用に幅を広げている。
そのほかの返礼品はカキやアワビといった海産物、真珠アクセサリーなど鳥羽の魅力が詰まったラインナップになっている。
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