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世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が15周年(1) 熊野三山や高野山で特別拝観、企画展

「熊野三山巡拝キャンペーン」も

今年、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録から15周年を迎えた。熊野古道や熊野三山など和歌山県内の世界遺産登録スポットでは、この節目にこそ、と多くの参詣客、観光客で賑わいをみせている。県は県内各地で記念事業を展開。社寺の特別拝観や特別企画、キャンペーンなど多彩な企画で、和歌山県の“誇り”の節目を盛り上げている。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は、古代から神々が鎮まる特別な地域として、仏教の修行の場として人々の信仰を集めてきた紀伊山地の霊場と参詣道、文化的景観を評価したもので、2004年に登録された。熊野三山、高野山、吉野・大峯の3つの霊場を舞台に、社寺や熊野古道、生活文化など多岐にわたる資産で構成されている。

壇上伽藍

高野山のシンボル「壇上伽藍」

記念事業は、県内各地の世界遺産登録地などで展開。記念特別拝観は、熊野エリアでは、熊野本宮大社で12月末まで、通常は体験できない瑞垣内の特別参拝、熊野速玉大社では12月15日まで特別展「熊野権現信仰の世界—熊野速玉大社の懸仏」、熊野那智大社では11月末まで宝物殿での特別展、補陀洛山寺では12月に秘仏御本尊の特別御開帳を実施する。高野山でも霊宝館で来年1月13日まで秋季企画展「祈りのかたち—密教法具の世界」を開催中。和歌山市の日前神宮・国懸神宮や和歌浦天満宮、紀州東照宮などでも特別拝観や特別展示が開かれている。

また、近年流行の「御朱印」も各社寺で15周年記念版を用意。熊野三山各社は12月末までなので、今年中の参詣がおすすめだ。

大門坂

熊野那智大社へ続く大門坂

県が展開するキャンペーンで注目は、12月末までの「熊野三山巡拝キャンペーン」。熊野三山の熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺を巡拝し、記念の特別御朱印を入手すると、先着1千人に熊野三山特製手ぬぐいがプレゼントされる。

プレゼントは、田辺市本宮町、新宮市、那智勝浦町のいずれかで宿泊することも条件。特別御朱印と宿泊施設の領収書か宿泊証明を熊野本宮観光協会、新宮市観光協会、那智勝浦町観光協会のいずれかに持参する。

また、来年2月末までに連続する7日間に県内で2泊以上すると抽選で15人に10万円が当たるキャンペーンも。外れても県内の逸品「プレミア和歌山」推奨品が200人に当たるチャンスもある。

そのほか、熊野本宮大社では来年3月29日まで旧社地・大斎原の大鳥居のライトアップするなど県内各地で関連イベントが豊富に開かれている。

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