“極上の田舎”に浸る　「どっぷり旅」高知県内各地で個性的な企画

地域色豊かなプログラムが充実

高知県の観光キャンペーン「どっぷり高知旅」では地域色豊かな「どっぷり旅」のプログラムが各地でラインナップ。「極上の田舎。高知。」をとくと体感せよ―。

土佐市では「宇佐ぶら食べ歩き体験」。漁師町で鰹節「改良土佐節」を生んだまちで地元の味を楽しむ90分のツアーを用意している。仁淀川町では山名の中腹や尾根に家屋が点在する秘境「天界集落」で人と触れ合う「また来てや　みんなでまちゆうでよツアー」でほっこりと。

中土佐町では上ノ加江漁協で地元特有のかご漁によるカニやエビを漁獲する漁業体験が楽しめる。一転して山に向かえば、津野町の１組限定の和風民宿で山菜採りや野菜の収穫から料理まで自給自足体験での宿泊が可能。

土佐町では里山で大人の修学旅行を楽しもう。かつての小学校に宿泊し散策をはじめ里山体験や地域住民と交流で地域にどっぷりと浸かる。大川村では標高差３８０㍍もの縦長の井野川集落を歩くツアー。

中芸地域はかつて西日本最大の森林鉄道が走っていた歴史を持つ。鉄道の軌道がゆず畑に変わった「ゆずロード」を歩き、鉄道遺産やゆず加工場をめぐり、地域の昔と今に触れる。安芸市では天然の海食洞「伊尾木洞」の神秘をガイドとともに冒険し、パワーを得よう。

香南市では明治後期からの歴史を持つ芝居小屋「弁天座」での歌舞伎体験。香美市では祭儀に使う「御幣」を古民家でつくるという歴史ある体験に挑戦できる。

土佐清水市はブランドサバ「土佐の清水さば」に触れるツアー。魚市場や漁師小屋などをめぐり、昼食は新鮮な刺身定食に舌鼓を打つ。四万十市は雄大な四万十川をレンタサイクルでゆったりとのんびり、その風土をどっぷりと。

そして高知市。高知城追手門から全長約１㌔も続く日本有数の街路市「日曜市」で地元食材やまんじゅう、田舎寿司といった食から土佐刃物まで、これぞ高知の暮らしを手に入れる。龍馬の生まれたまち記念館では龍馬ゆかりの地を土佐弁のガイドともに歩くツアーを実施。地元の英雄の足跡をたどろう。

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