目指せ“日本の聖地” 「鳥羽フラ」、7月26−28日に開催
鳥羽の新しい魅力に 様々なイベントを用意
鳥羽市の三重県営サンアリーナで7月26―28日、フラダンスフェスティバル「鳥羽フラ2019」が開かれる。昨年3月に初開催されたが、あくまで“プレ”的な位置づけで、第2回の今回が実質的な本開催。「鳥羽を日本一のフラダンスフェス開催地に」と準備を進めてきた地元の意気込みが詰まったフェスで、期間中の3日間、鳥羽が“ハワイ”になる―。
主催は鳥羽市観光協会で、地元関係者らと実行委員会を組織して開催。伊勢志摩国立公園内の豊かな自然や温暖な気候という地域特性を生かした新しいブランディングとして「フラ」に着目した。鳥羽を日本のフラの聖地に、毎年日本トップクラスのフラ愛好家が集うフェスに育て上げようと、地元一体となって準備を進めてきた。
昨年開催した「鳥羽フラ2018」は北海道からも参加者を集めるなど、上々の立ち上がり。本開催となる今回は、前回で得たノウハウをもとに、全国から1万人の集客を目指して規模を拡大して展開する。
今年の「鳥羽フラ」は、26日16時からの「ウェルカムパーティ」で本格的に開幕。ハワイからゲストを招いてのライブ、フードコートでの特別メニューなどが楽しめる。
全国から集まったダンサーが日ごろの成果を披露するホイケ(発表会)は26、27日に。グループごとにスタイルも様々。参加者らと交流を深めるのも楽しみのひとつだ。
本場ハワイから招いてのゲストエキシビション、フラ、ハンドクラフトを学ぶワークショップは27、28日。本場の伝統文化を吸収、経験者、未経験者ともに新たな世界へ飛び込む両日になる。
クライマックスは、28日のソロコンペティション。ハワイのフラコンペティションの最高峰「メリー・モナーク・フェスティバル」のジャッジを経験するクムフラによる審査で、全国のフラダンサーが技を競う。
会場ではこのほか、ハワイアングッズや鳥羽の特産などを販売するショッピングコーナー、鳥羽の食材を使ったハワイアンメニューが並ぶフードコートも登場する。
同協会の𠮷川勝也会長は「伊勢志摩鳥羽の地に、日本中のフラ愛好家の皆さんが集い、出会いと交流の場となることが我々の願い」と意気込む。これを足掛かりに息の長いフェスに育てていく考えだ。
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