観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

女性陶芸家の半生描く/スカーレット

絆を大切に波乱万丈

語は、戦後まもなく、絵が得意な9歳の女の子、川原喜美子が大阪から滋賀・信楽にやってくるところから始まる。両親と2人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は幼いながらも一家を支える働き手。その中で信楽焼とも出会う。

15歳になった喜美子は、戦後復興が著しい大阪で就職し、新たな出会いによって、さらに成長する。信楽に戻ったのちは、地元の信楽焼にひかれ、男性ばかりの陶芸界に飛び込む。陶芸家・川原喜美子を目指して奮闘する毎日が始まる。

やがて愛する男性と結婚し、息子を授かった喜美子。仕事も家庭もと、まい進の日々が続く。だが、結婚生活は思惑どおりにはいかない。最愛の息子は陶芸の跡継ぎとなるも、やがて別離が。喜美子の人生は波乱万丈だが、その中で陶芸への情熱は変わらず、自らの窯を開き、独自の信楽焼を見いだす。

陶芸家として独立したものの、貧困は続く。だが、困った人を見捨てておけない彼女を、頼る者は後を絶たない。なかでも、喜美子の陶芸そして人柄にひかれて集まった若者たちを、我が子同様に愛し、見守り、育てていく。 彼女がつらい状況にあるときに支えるのは、かつて助けた人たち。喜美子は陶芸の道に再び希望を見いだし、新たに絆を結んだ人たちとともに歩んでいく。

滋賀県観光に関するお問い合わせ

滋賀県商工観光労働部観光振興局
電話 077−528−3743

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