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日本初の全室個室フェリー「おれんじえひめ」就航 ペット、自転車旅にも対応

12月には同型第2船も

大阪南港と愛媛県東予を結ぶオレンジフェリー(四国開発フェリー)は8月25日、全等級完全個室フェリー「おれんじえひめ」を就航させた。12月6日には「おれんじおおさか」の運航も始まる。「おれんじえひめ」は日本初の全室個室のフェリーとなった。

船室は和室、洋室、和洋のスイートをはじめロイヤル、シングル、デラックスシングルなどを用意。バリアフリーやペットと一緒に宿泊できる船室も設けるなどプライベート空間を重視し従来の大部屋船室はなくした。

おれんじえひめ

おれんじえひめのツイン船室

エントランスホールは高級ホテルのような仕上げになっており、大浴場にはシャワールームを併設。レストランのメニューは定食のほか一品料理や多数の酒をそろえた。船内はフリーWi―Fi対応で、洋上でもインターネットを楽しめる。

しまなみ海道をはじめサイクリング観光が盛んな愛媛県と関西圏を直結することから、予約制でロードバイクを持ち込める船室も用意。多彩なニーズに応えるツーリズムフェリーとしての機能性も高めた。

8月26日に大阪南港で開いた新造船の内覧会で四国開発フェリーの瀬野洋一郎社長は「阪神間から愛媛への航路は以前、多くの会社が運航していたが、現在では当社だけになった。創業当初からの当社のシンボルの3Sはサービス、セーフティ、スピーディーを表している。今回の就航を機に『豪華客船フェリー』として安全運航をモットーに取り組んでいきたい」と語った。

大阪市港湾局の薮内弘局長は「大阪港にとってフェリー事業の存在は大きい。環境にやさしい交通手段として期待が高まるなか、お客さんにゆったりとした船旅を提供してほしい」とエール。

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