新観光列車「海里」が登場 来秋、JR東日本が運行
夕陽と新雪を融合した外観 多彩な列車で鉄旅を
来年、新潟県に新たな観光列車が登場する。JR東日本は新潟・庄内DCの開幕に合わせ、2019年10月から新造観光列車「海里(かいり)」を新潟ー酒田間に運行させる。新潟と庄内の食、日本海の景観をコンセプトに、車内でも日本海美食旅を堪能してもらう。
4両編成のディーゼルハイブリッド車両で、ダイニングカーやイベントカーを設ける。定員は86人。夕陽と新雪の融合を表した外観は、それ自体新潟の新しい風景となることに期待を込める。
新潟県内には、このところ毎年のように新たな観光列車が登場している。一昨年4月に運行を開始した「現美新幹線」は、写真家の蜷川実花さんが長岡の花火をモチーフに外観をデザイン。6両編成のうち1両が指定席で、自由席も含めすべてが現代アート車両。車内で上映される映像も含め、走る美術館と称される。上越新幹線・越後湯沢ー新潟間を週末や祝日を中心に運行している。
新潟県を走る北陸・上越2つの新幹線を結んでいるのは、「越乃Shu*Kura」と「飯山線観光列車おいこっと」の2つの観光列車。
「越乃Shu*Kura」は、上越妙高から長岡を経由し十日町までを約2時間半で結ぶ。日によって目的地が違うのも魅力で「柳都Shu*Kura」(上越妙高ー新潟)と「ゆざわShu*Kura」(上越妙高ー越後湯沢)と名称を変え運行している。列車名は酒の蔵の意味。3両編成の車内では、地酒の試飲や食事、生演奏が楽しめる。
土日休日を中心に長野ー十日町を1日1往復するのは、田舎をテーマにした「おいこっと」。田舎は東京の真逆との発想でTOKYOを反対から読んで名付けたのがOYKOT(おいこっと)。茅葺き屋根の襖や障子をイメージした外観と、古民家風の内装デザインが印象的な2両編成で、千曲川に沿って日本の田舎風景の中を走る。
羽越本線の新潟ー酒田には「きらきらうえつ」、新潟ー会津若松には「SLばんえつ物語」が走っている。
新潟 旅のおすすめサイト
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