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ラグーナ蒲郡がリスタート HIS運営で通年型目指す

プロジェクションマッピングなど秋冬の魅力増強

愛知県下最大級の複合型観光施設、蒲郡市の「ラグーナ蒲郡」が8月1日、新たなスタートを切った。主要施設の運営権をエイチ・アイ・エス(HIS)子会社が取得し、「通年型のテーマリゾート」をコンセプトに、多彩なアトラクションの導入などで強化を図り、東三河の観光拠点としての存在感を一層高めていく。

運営はこれまでの蒲郡海洋開発からHIS子会社「ラグーナテンボス」が、テーマパーク「ラグナシア」、商業施設「ラグーナフェスティバルマーケット」、宿泊温浴施設の3事業を承継。HISは過去にも長崎県佐世保市の「ハウステンボス」を再生させた実績から、新サービスの開発や集客面でノウハウ・ブランド力を生かして、最盛期である夏期と閑散期の秋冬期の差を縮めるなど集客拡大を目指す。具体的には過去5年の年間平均入場者数67万6千人から、2015年度は85万人、17年度には100万人への飛躍を図る。

ラグーナ蒲郡

8月1日に開かれた
再出発を祝うセレモニー

そのために、「ラグナシア」に積極的に魅力あるアトラクションを導入する計画。11月には日本初となる360度3Dプロジェクションマッピングと、メーンプールでのウォータープロジェクションマッピングを開始する。さらにこれまでの夜間のウィンターイルミネーションも発展する形で継続させ、秋冬の魅力を強化する。

今後、ハウステンボスの人気施設の導入、ホテルの建設も予定。名古屋―ラグーナ間の往復直行バスも1日2便で運行を始めるなど集客面でもスピーディーに動き出した。

県もこれに呼応する形でラグーナ周辺の商業用地開発や道路整備などインフラ整備を行う方針。東三河の地域活性化の核として県も後押ししていく。

ラグーナ蒲郡

マリンリゾートとして存在感

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