蒲郡の新名物「みかわ牛」に舌鼓　海の幸はアカザエビ

14/09/26

旅館ホテルで提供本格化

蒲郡市の食は陸から海から「ここだけ」の幸が充実する。陸は「牛肉」、海は「エビ」。高質、貴重な味に舌鼓を打とう。

蒲郡温泉郷の新しい魅力は「みかわ牛」だ。ＪＡあいち経済連のブランド牛で、生産農場で飼育された牛の中でも一定の品質をクリアしたものだけが指定される。畜産農家から直接の仕入れが可能になり、昨年から一部施設で試験的に導入をスタート。今春からは本格的に各施設で宿泊プランに設定されるようになった。

みかわ牛の肉の特徴は、まろやかな舌触りとジューシーな肉質という上品さを持つ。噛めば甘みと濃厚な旨味が口の中に広がり、ステーキにしてもよし、すき焼きにしてもよし。食通も納得の味わいに満足感が高まる。

蒲郡温泉郷のほか、ラグーナ蒲郡、三ヶ根山、吉良の各施設でも提供している。

ジューシーで濃厚な旨味の「みかわ牛」。
今春から提供が本格化

海の幸は三河湾の女王「アカザエビ」。漁獲量が少ないため、希少価値が高く、現地でこそ新鮮な味わいが楽しめる、蒲郡が近年猛プッシュするＡ級グルメだ。

アカザエビは９月に入り漁期を迎えると、市内の西浦、形原漁港で例年６月ごろまで水揚げ。フランスやイタリアなどではメーンディッシュに利用されるほどの高級食材で、柔らかい身と濃厚な甘味はエビの王様・伊勢エビに負けず劣らずの実力と評価されている。

蒲郡温泉郷の旅館ホテルでは、２００９年からメニュー化し、ＰＲを本格化。地産地消の食材として鮮度バツグンのアカザエビが手に入るため、刺身でも味わえる。旬を迎えたアカザエビは、もはや秋冬の蒲郡の定番だ。

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