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抹茶のまち・西尾 工場見学やスイーツめぐり

「緑」のまちをぶらり

西尾市を色で表すなら緑。鎌倉時代からの歴史を誇る茶の生産地、なかでも抹茶は特産品として市を代表する存在だ。抹茶を使ったスイーツもあり、工場見学もあり。深みある抹茶を求めて西尾を旅しよう。

西尾のお茶の歴史は、鎌倉時代初期に中国から持ち込まれたところから。江戸時代に茶園が、明治時代には本格的な生産が始まり、開墾や技術革新が行われて今日の隆盛が築かれた。

1年かけて育てられた上質のてん茶を摘んだ後は、新鮮なうちに工場で抹茶に。茶臼でひく伝統の製法で作られた抹茶はきめ細かく風味、味わい豊か。職人の技術の結晶といえる逸品だ。

市内にはお茶メーカーが点在しており、工場見学を実施しているところも多い。抹茶工場で製茶の工程が間近で見られ、ひきたての抹茶の呈茶サービスも。1週間前までの予約が必要。

抹茶を使ったお土産も充実。カステラやまんじゅう、羊羹といった和菓子や、ソフトクリーム、プリン、洋風の大福などバラエティ豊かで、食べれば口の中にほのかな抹茶の風味が広がる。

市内のカフェや茶房でも抹茶スイーツを提供。三河の小京都と呼ばれる城下町・西尾の風情と抹茶の味わいが調和する。まち歩きの途中、ちょっと一服に利用したい。

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