サステナブルアイランド四国への誘い・愛媛編
四国が進める観光のテーマは「持続可能」だ。社会全体のテーマとしてもはや中心に座りつつあるサステナブルをキーワードに、四国内各所が手を取り合い、四国全体がひとつになって持続可能という目標に向かってまい進している。四国ツーリズム創造機構や四国内の市町村、DMOが参画する「四国『持続可能な観光』推進ネットワーク」だけでなく各地域も独自の取り組みを展開。次代へつながる観光地四国ならではの「Shikokuブランド」を確立し、懐かしくも最先端の旅を旅行者に提供する。特集のラストを飾る今回は愛媛県の魅力をご紹介しよう。
道後温泉本館、来年7月全館営業
来年4月に130周年イベント 保存修理工事が行われている愛媛県松山市の道後温泉本館は2024年7月、当初の計画を半年前倒して全館通常営業を再開する。現在は日本初の試みとなるの重要文化財である公衆浴場を営業しながら保存修理工事を実施して...
100年先まで輝くために 道後温泉、活性化プロジェクト展開
アート×道後 未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会はこのほど、道後温泉本館の後期保存修理工事期間を生かした新しい活性化事業「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」をスタートさせた。コンセプトは「stay hot,stay creati...
新たな価値を提供し続ける 道後温泉誇れるまちづくり推進協議会
自ら来訪者を創造する 愛媛県松山市道後地区の旅館関係者や地元企業、住民らでつくる道後温泉誇れるまちづくり推進協議会(宮﨑光彦会長=宝荘ホテル社長)は2022年に設立30年を迎えた。これまでの30年間を総括しながら、今年度から新たに「道...
市場の変化にエリアで対応 道後温泉旅館協同組合・奥村敏仁理事長に聞く
年間80万人の安定的な宿泊客を確保 今年5月の道後温泉旅館協同組合の総会で新しい理事長に選出された奥村敏仁さん(大和屋本店)。奥村新理事長に抱負を聞いた。 ―道後温泉の現状を教えてください。 コロナ禍のあと、他の温泉地と比...
クラフトと温泉 「道後アート’23」展開
「アート×人×温泉」の熱量 愛媛県松山市の未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会が新しい芸術祭「道後アート2023」を実施している。テーマは「アート&クラフト」。新しい切り口として「クラフト」に関するプログラムを展開している。「アート×...
道後唯一のお座敷文化体験 華ひめ楼
和の情緒を楽しむ 道後温泉本館近くにあり古民家を改修したお茶屋「華ひめ楼」は、道後で唯一お座敷文化が体験できる。これまで限られた人たちが楽しんでいたお座敷遊びを「誰でも気軽に」をモットーにお座敷文化の普及に努めている。 体験は、...