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100年先まで輝くために 道後温泉、活性化プロジェクト展開

アート×道後

未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会はこのほど、道後温泉本館の後期保存修理工事期間を生かした新しい活性化事業「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」をスタートさせた。コンセプトは「stay hot,stay creative」。地域資源を磨き、新たな道後ブランドを創出しながら「自律的好循環による100年先まで輝き続ける持続可能なまちづくり」を目指す。来年3月31日まで。

道後温泉はこれまで、多くの芸術家が想像力を羽ばたかせ、熱を放出してきた。プロジェクトは2021年5月から開始。会期中は年度ごとにテーマが設けられ、21年度は「地熱づくり」をコンセプトに地元の集客や地域の活力を形成する関係人口の構築を。22年度は「道後オンセナート2022」を、23年度は「道後アート2023」を開催している。「観光人口やインバウンドの獲得を目指す」と関係者。

現在、会場となる道後温泉内では、さまざまなアートが楽しめる。工事中である道後温泉本館では、10月末まで現代美術家である大竹伸朗氏の作品「熱景」を描いたテント幕を掲出するほか、道後温泉別館・飛鳥乃温泉のハダカヒロバでは、来年2月末まで写真家で映画監督である蜷川実花氏による230点の花の写真が広場を彩る2種類の提灯で装飾を行う中庭インスタレーションを披露している。

飛鳥乃温泉

蜷川実花さんの花の写真が敷き詰められている
飛鳥乃温泉のハダカヒロバ

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