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中国南京 「梅花祭り」起点に周遊へ

「天下一の梅山」へ 体験、祭事など魅力満載

中国・江蘇省の南京市では3月11日まで、「南京国際梅花祭り」が開かれている。中国有数の梅の里が白や薄桃色の花々で季節の彩りに包まれ、初春が到来。南京観光の拠点的イベントとして国内外から来訪を呼びかけている。

同祭は1996年に始まり、今年で23回目。梅花鑑賞だけでなく文化体験、貿易交流などの総合的な観光イベントとして成長し、中国十大祭りイベントのひとつに数えられる。例年、期間中は様々な催しが行われ、国内外から多くの観光客が訪れる。

会場の梅花山は南京で有名な梅花鑑賞地で、300超の品種、約3万本の梅花の木が立つ「天下一の梅山」として知られている。梅花山は世界文化遺産に登録されている明孝陵風景区にあり、観光スポットとして見どころは豊富。期間中は文化展やパフォーマンス、食などの多彩なイベントも催され、賑やかさに包まれる。

南京国際梅花祭り

「天下一の梅山」の景観を求めて、
国内外から多くの観光客が訪れる

今年のテーマは「梅花の香りが溢れる金陵―麗しい南京」。同祭の影響力と知名度を向上し、国内外から多くの誘客を図ろうと、例年以上に力を入れて盛り上げを図っている。

期間中は「秦淮燈会」「戌年春節」といった伝統の祭りも次々に行われ、これに合わせて南京の観光スポットをお得に巡れるクーポン券を発売。梅花祭りと各祭事、観光スポットを連動させ、南京周遊を促す。

また、花見のほか「花燈籠」「城壁登り」「幸せ祈り」といった体験も充実。これらの観光素材をもとにオンライン、オフラインともに広報活動を強化し、ニーズを深く抽出させ、これに基づいて新たな観光コースの創出にも取り組んでいる。

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