静岡伊豆 「世界一美しい半島」彩る春の花回廊
伊豆高原で花見ロングラン 西伊豆にはお花畑
JRグループと地域による共同観光キャンペーン「静岡プレDC(デスティネーション・キャンペーン」が4―6月の3カ月間、静岡県内全域で開かれる。2019年の本番に向け、臨時列車の運行や各地域でDC用の新企画が展開される。
なかでも注目されるのが新たな地域コンセプト「世界一美しい半島」を掲げる伊豆半島。昨年、一昨年と新たな観光列車も運行を開始し、伊豆の花めぐりを一層楽しいものに変えている。
12月下旬の「下田すいせん祭」で始まった、伊豆の花回廊もそろそろ中盤戦。熱海梅園梅まつりが3月上旬に終わると、伊豆の花の主役も桜に交代する。お椀を伏せたような山容の大室山や一碧湖、絶壁が連なる城ヶ島など景勝地がそろう伊東市の伊豆高原では、3月中旬から桜まつりが始まる。伊豆急・伊豆高原駅周辺に200本植栽されている大寒桜から見ごろを迎え、伊豆高原の桜のトンネル、大室山さくらの里へと、約1カ月にわたり花見ができる。例年、野外劇やコンサートなどのイベントが桜まつりを盛り上げる。
また、西伊豆の松崎町では、那賀川沿いにある農閑期の田んぼ約6万平方メートルが、広大な花畑に変わる「田んぼの花畑」が3月上旬から現れる。
アフリカキンセンカ、ルリカラクサ、ヒメキンギョソウなど主に6種の花が、2カ月間にわたって咲き競う。最終週となるゴールデンウイーク前半には、訪れた人が自由に花摘みを楽しめるのも魅力。
4月上旬には、那賀川沿いに約6キロ続く1200本のソメイヨシノの並木も満開となり、春の伊豆花回廊のフィナーレを告げる。
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