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旅館客室もアート作品 道後オンセナート

空間演出の極み 今回は5館が舞台

「道後オンセナート」の人気企画、旅館ホテル客室そのものがアート作品となる「ホテルプロジェクト」は今回も開催。道後の旅館ホテルの客室やロビーなどにアーティストが空間演出を施すという斬新さが受け、オンセナート開始以来の名物企画となっている。今回は道後舘、道後プリンスホテル、オールドイングランド道後山の手ホテル、ホテル椿舘、さち家の5館が参加。作品は19年2月28日まで見学することができる。

道後舘はブックデザイナーの祖父江慎さんが「部屋本 坊っちゃん」として、客室の一室の壁から天井、トイレ、畳、カーテンに至るまで夏目漱石の小説「坊っちゃん」の全文をプリント。部屋全体が立体書籍となっており、名作の世界に没入してもらう。見学料は1500円。新聞の体裁に編集した「坊っちゃん」(非売品)や喫茶券などがつく。

道後オンセナート

客室を作品化した、祖父江慎さんの
道後舘「坊っちゃん」

道後プリンスホテルでは、作家・演出家・画家として多彩な活動を行っている大宮エリーさんが客室を「楽園」に仕上げた。浴室やベッド、タオルやバスローブ、浴衣、室内に流れる音楽に至るまで、花が咲く草原に包まれた“生”にあふれた空間に。見学料は1080円。

道後プリンスホテル

道後プリンスホテルには
大宮エリーさんによる「楽園」

同館では、谷尻誠さんが客室の床や壁など細部に至るまで絵の具で描いたオンセナート2014の「スケッチ」、客室全体が蜷川実花さんの写真作品になっているオンセナート2015の「TSUBAKI」も継続公開している。

オールドイングランド道後山の手ホテルではイラストレーターでグラフィックデザイナーでもある宇野亞喜良さんが「恋愛辞典」を披露。イングランド様式の客室が、コケティッシュな魅力で女性から絶大な支持を得ている宇野スタイルのイラストレーションで埋め尽くされている。見学料は1千円。ぎやまんガラス美術館入場とオリジナルポストカードつき。

道後山の手ホテル

道後山の手ホテルは
女性から人気の世界観に

ホテル椿舘ではアーティストの鈴木康広さんが同館ロビーに「湯玉の気配」として代表作「空気の人」を展示。ソファに横たわる透明の人形が独特の空気感を演出する。体験型アート作品「まばたき証明写真」も。

さち家には、美術家の松井智恵さんによる「青蓮丸、西へ」。故郷・大阪と道後をつなぐ過去のできごとから創作した時空を超えた旅物語を、白壁のギャラリーで体験できる作品になっている。見学料は来館者の任意で。

そのほか、大和屋本店には蜷川実花さん、ふなやには葉山有樹さん、茶玻瑠には石本藤雄さんのこれまでの作品を継続展示している。

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