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甲冑姿で松山城へ登ろう/松山

城主気分で 試着体験が充実リニューアル

松山市街地を見下ろす名城、松山城。賤ヶ岳の合戦で知られる七本槍のひとり加藤嘉明が築城、本丸の迷路のような造りの防御体制と連立式天守をもつ難攻不落の城として知られる。今では松山市のシンボルとして多くの観光客が登城。城郭建築の最高傑作と名高い名城は、今も昔も唯一無二の存在感で人の心をひきつけて離さない。

そんな松山城で人気の企画が「甲冑試着体験」。10月からは天守1階に設置する甲冑に子ども用サイズを追加するほか、本丸広場での試着体験も可能にするなど充実のリニューアルを実施する。日本人、訪日外国人観光客の満足度向上を図るほか、SNSや口コミによる周知拡大につなげたい考えだ。

天守での体験で使用する甲冑は、松山城ゆかりの家紋入り。初代城主・加藤嘉明、2代目・蒲生忠知、3代目・松平定行の3人の城主の家紋を、それぞれの甲冑の胴部分や兜の前立てにあしらい、オリジナリティを演出する。

松山城

松山城天守をバックに“インスタ映え”

天守での試着体験はセルフサービス方式。着用方法を日本語・英語・韓国語・簡体字・繁体字による解説で伝えており、訪日客にも好評だという。

また、本丸広場で始まる甲冑体験は10月から2019年3月の土日曜までの合計52日間の実施。天守入口付近に試着体験ブースを設け、スタッフの補助で着用できるので安心だ。背景に松山城天守を配することができるため、“インスタ映え”する写真の撮影が楽しめる。

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