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くろよん50周年で記念イベントを展開/大町

普段は見られない裏側も見学

「世紀の大工事」と言われ映画化もされた黒部ダム、通称「くろよん」。その圧倒的な存在感で観光スポットとしても根強い人気を誇る。今年は完成して50年という節目の年を迎えた。「くろよん50周年」を祝うべく、ダムの玄関口・大町市などで4月から記念事業が盛大に催されている。

黒部ダム

完成50周年を迎えた黒部ダム

夏はまず企画展「黒部の物語―人・使命・情熱」で工事の概要を知ろう。7月20日―8月31日、黒部ダム新展望広場特設会場で、ダム建設や黒部川の電源開発工事の歴史を写真などの展示でたどる。

黒部ダム見学会は7月24、31日、8月7、21日。通常では見られないダム内部の監査廊や計測装置などが見学できる。トロリーバス・扇沢駅の車庫見学(7月22日、8月22日)や関電トンネルの破砕帯へのツアー(7月27日、8月24日)など、50周年の今年だからこその通常では見られない場所への企画も見逃せない。

黒部湖を周遊する「湖上遊覧船ガルベ」では7月15日、8月18日に「ちびっこキャプテン」体験クルーズを実施。子どもたちが船長になって操舵やロープの扱いを体験しながらクルーズを楽しむという貴重な体験を提供する。

また、トロリーバスや大町市内の宿泊施設、博物館利用者を対象にしたクーポン企画「はしごきっぷ」も設定している。約60店できっぷを提示すると割引などの特典が受けられる。12月15日まで。

そのほか、大町市ではマスコットキャラクター「くろにゃん」が登場したり、のぼりや旗が飾られたりと記念の年を盛り上げている。

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