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自然のスケール最大級 広大な村内で"宝探し"/栄村

村の周囲は約100キロ 変化に富んだ自然

長野県で最も低い標高の256メートルから、日本百名山に数えられる苗場山など2千メートルを超える山まで、変化に富んだ自然を抱える栄村。

村の周囲は約100キロ。8月3、4日には「グルっとまるごと栄村 100キロサイクリング」が開かれる。さかえ倶楽部スキー場から秘境秋山郷を往復する健脚コースで累計標高は2500メートル。「温泉でゆったり宿泊片道50キロコース」の参加も募っている。

隣の野沢温泉のような知名度はないが、栄村には7つの温泉がある。秋山郷には河原をスコップで掘ると温泉が湧く切明温泉、鉄分を含んだ赤い色の小赤沢温泉、乳白色からグリーンまで色が変化する硫黄泉の屋敷温泉など。

山路智恵絵手紙美術館・栄村国際絵手紙タイムカプセル館という施設がある。絵手紙の展示だけでなく、これまでに120万通を収蔵。1千万通まで収蔵が可能というスケール。今年4月から山路さん自身が館長に就任した。今年の企画展テーマは「宝さがし栄村」。絵手紙で栄村の観光活性化を目指す。

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