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山紫水明の地で命の選択を/栄村

島田茂樹村長が語る

2011年3月12日。東日本大震災の翌日、栄村を長野県北部地震が襲う。震度6強、地震による避難生活中に3人の高齢者が病死。地震と地震関連死すべてが栄村での被害者だったことや、村内の家屋33戸が全壊、田畑865カ所のほか道路や橋梁などが大きな被害を受けたことから、地元では栄村大震災とも呼ぶ。

人口2200人、65歳以上の高齢者が占める割合が4割を超える栄村は、震災から2年が過ぎた今、復旧から復興への道を歩んでいる。島田茂樹村長に聞いた。

島田茂樹村長が語る栄村

震災後、全国の皆さんから心温まる多額の義援金とご支援をいただいたことに心より感謝申しあげます。震災から2年余が経過し、ほとんどの人が災害公営住宅や自力で再建した自宅に戻りました。農地は100%復旧し、水田はすべて米の作付けが可能になり、高齢者にも明るさが戻ってきました。

栄村は世界でも有数の豪雪地帯で毎冬3メートルほどの雪が積もります。四季折々に変化の富んだ自然があります。春は残雪のなかのブナの新緑、豊富な雪萌え山菜。夏は登山、清流にはホタルが乱舞します。秋は、おいしいコシヒカリが実ります。秘境秋山郷の紅葉が日本一です。

温泉が7カ所に湧出し、旅館や民宿、公共の宿、村が直営するスキー場もあります。

都会の喧騒から逃れて、山紫水明の栄村へ命の洗濯にぜひ、お越しください。

島田茂樹村長

栄村・島田茂樹村長

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